来年からいよいよ受験生になる。
共通テストはどうなるのかな。
不安で仕方がない。
誰か説明してくれないかな。
といった疑問に当サイト(数がく部)の管理人uheiが説明します。
2020年度のセンター試験が終わりました。
来年から共通テストになりますが問題の予想と理由の説明をします。
共通テストのプレテストの2017年度と2018年度が高校生に行われています。
今年行われた河合塾のマーク模試などから最後のセンター試験は難しくなると思いましたがそうでもありませんでした。
相変わらず理系用の問題の感じでした。
ただいつもと少し変わり共通テストのプレテストを意識しているのだと思いますがただ解くのではなく考察して実験する感じの問題が出題されました。
数学ⅠAで確率の問題でいつもは確率を求めるのですが今回はそれだけではなく正しい内容を選ぶ問題が出題されました。
↓です。
他の分野でも同じ感じの問題が出題されています。
こういうのが出題されると問題を解くだけの文系にはキツいと思います。
凄く難しい訳ではないのでこの難易度の感じの内容が共通テストに出題されたら受験生は対応できないといけません。
共通テストのプレテストの問題はとにかく考えないといけない問題でこんな感じの内容で分野が毎年変わるなら受験生は一部の人以外対応できないです。
理系で記述の勉強をしている人なら考える練習をしないといけないから対応できると思いますがそれでも点数差にムラが出るでしょう。
多浪人してセンター試験の問題に完全に慣れきっている人で特に文系の人はもっと無理でしょう。
現役生なら1年から対策をしないといけないし浪人なら演習の授業や演習時間を今までよりも多くしないといけなくなります。
センター試験みたいにある程度問題の型があってそれをいじって難しくするのは学力に応じて解ける問題と解けない問題が出て得点にばらつきが出ます。
だから国立大学はセンター試験と2次試験の傾斜配点を各大学で決める事ができますが傾斜配点を固定したままにする事ができます。
でも共通テストのプレテストみたいな何が出るか予想ができない訳が分からない問題が出題されたら得点にムラが出るでしょう。
恐らく得点を取れるかほとんど取れないかのどっちかです。
そうなると国立大学は2次試験の傾斜配点を固定する事ができずに受験生の得点率に応じて毎年変えることになるはずです。
これは間違いなく国立大学側は拒否するはずです。
大学の仕事は先生も含めて大学受験だけじゃなくて他にもいーっぱいする事があります。
私が大学生の時に自分の指導教官が「国は色んな事をさせようとする」とうんざり気味でした。
だから今回のセンター試験の得点率を見て現在作っていると思いますが来年から行われる共通テストの難易度を変えた問題を何通りか作りどれかに決めると思います。
数学も一部記述になると発表されて延期になりましたが私の予想は廃止です。
大学入試センターは採点を民間企業に委託しようとしました。
民間企業の採点者には大学生のバイトも混ざる予定でした。(これは民間企業が認めています)
そうなると採点基準があったとしても採点が絶対に公平に行われません。
学力が全くない大学生が採点した場合解答の内容が理解できない可能性があるからです。
文部科学省は最初から分かっていたはずなのですが何十万人が受験するテストで公平さがない記述は実施不可能なんです。
共通テストは公文式の採点とは訳が違って受験生の一定期間の人生がかかります。
採点者の能力が低すぎて採点が悪くて記述の点数が低くて入りたい大学に入れなかったら人生がめちゃくちゃになる可能性があります。
人間の人生はちょっとした障害で大きく変わる事もあります。
文部科学省は馬鹿の集まりなので何も考えずに新しい事をしようとしたのでしょう。
ゆとり教育がいい例です。
発案者は「失敗したら責任を取る」と言って天下りして逃げています。
共通テストは想定外の批判があったけど行う事を決定したので引くに引けなくなったのでしょう。
今センター試験に戻すと発表したら全国的に猛批判が出るに決まっています。
だからあくまで予想ですが共通テストという名前の中身はセンター試験で今年みたいな難易度の考察問題を多めに混ぜると思います。
それで受験生の得点率を見つつ調整をしてセンター試験みたいに毎年安定した得点率にするのではないかと思います。
毎日もしくは2日に1回位のペースで記事を投稿していますのでよかったらブックマークしてもらえると嬉しいです。
以上数がく部の管理人uheiの説明でした。