ネットで調べても表面的なことしか書かれてなくてどう対策をすればいいんだろう、、
という方の疑問に当サイト(数がく部)の管理人uheiがお答えします。
医学部受験予備校に行ってなかったら表向きの情報しかネットにはないので対策のしようがないですよね、、
行ってても自分から聞かないと情報を教えてくれない先生もいて私が教える事もあります。
情報は少しでも多い方がいいので獨協医科大学の私なりの対策方法の説明をします。
この記事を見ることで医学部受験予備校に行かなくてよく他のサイトで獨協医科大学の対策を調べなくてもいいように私なりに細かく内容を書きます。
2015年〜2019年の問題を見て説明をします。
友達と情報を探してたけど見つからなくて困ってたんです。
・問題構成
・現在の難易度と来年の難易度の予想
・どういう対策の仕方をすればいいか
・得点率
・浪人に寛容か?
・どの順番に解くかと時間配分
・解答の書き方
・どこの大学の過去問を使って練習するか?
・医学部受験予備校に行かないと知ることができない情報
獨協医科大学を受験する人
高校生、浪人生で受験に向けた勉強のやり方が変わりますががむしゃらに勉強しても絶対に私立医学部は受かりません。


目次
2021年度の私立医学部の受験は今までとは変わるはず

2020年8月の段階でコロナウイルスの影響で2次試験を実施しない国立大学が出ています。
私立医学部に関しては授業がオンラインになって教え子の話によると退学者が出ているみたいです。
授業料が異常に高いので第3波、4波が万が一出たら退学者がもっと出るはずです。
2021年度の入試は恐らく受験者が減るので倍率が下がるはずですが試験のやり方を変えたり出題範囲を変えるかもしれませんが数学に関しては今の所変更がありません。
問題の感じ的に現役生を重視しているのだと思いますがコロナウイルスによる受験者の現象で多浪もどんどん取るかもしれません。
2021年度のコロナウイルスによる入試変更点
2021年度の入試について獨協医科大学から情報が出ていますが恐らく変わると思います。
その場合は↓に情報が載るはずですが今の所変更はありません。
https://www.dokkyomed.ac.jp/dusm/exam/
獨協医科大学の場所

Google マップだと↓です。
アクセスに関してはここを見た方がいいです、詳しく載っています。
獨協医科大学の基本入試情報

前期の試験科目と試験会場
数学(1次) | 数学Ⅰ 数学Ⅱ 数学Ⅲ 数学A 数学B(数列、ベクトル)(100点、60分) |
---|---|
理科(1次) | 物理基礎・物理 化学基礎・化学 生物基礎・生物(200点、120分) |
英語(1次) | コミュニケーション英語Ⅰ コミュニケーション英語Ⅱ コミュニケーション英語Ⅲ 英語表現Ⅰ 英語表現Ⅱ(100点、60分) |
小論文と面接(2次) | 【小論文】 【面 接】 |
試験会場 |
いずれかを選択 |
試験日程(一般)
出願期間 | 令和2年12月14日(月)~令和3年1月18日(月)(締切日必着)※インターネット出願 |
---|---|
試験日(1次) | 令和3年1月28日(木)・29日(金)※両日受験可 |
小論文・面接 | 令和3年2月9日(火)又は10日(水)いずれか1日を選択 |
合格発表 | 令和3年2月17日(水)10:00 |
手続き締め切り | 令和3年2月22日(月)~2月24日(水) |
定員 | 63名 |
受験料 | 60000円 |
学費
初年度に必要な費用 | 10,300,000円 |
---|---|
6年間に必要な費用 | 37,300,000円 |
入学者受け入れの方針
獨協医科大学では、「学問を通じての人間形成」を建学の精神とし、これに基づき、医学部教育理念を「患者及びその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師の育成」と定めています。
また、卒業認定に求められる具体的な学修成果(アウトカム)や能力・資質をディプロマ・ポリシーに示し、その達成に向けたカリキュラム・ポリシーを開示しています。
獨協医科大学医学部では、教育理念やカリキュラム・ポリシーに基づいてより効果的に学生に対する教育を行うため、次のような基本的な素養を満遍なく備える人を入学生として求めます。
(求める学生像)
本学の建学の精神、本学医学部の教育理念、カリキュラム・ポリシー及びディプロマ・ポリシーを理解・賛同し、本学の発展に貢献する意欲のある人
医学を学ぶ上で必要な数学、理科及び英語を中心とする基礎学力、読解力、表現力を有している人 (Ⅰ)
医学への強い志を持って社会に貢献する意欲のある人 (Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)(Ⅶ)
計画性を持って学習に臨み、自ら問題を解決する意欲のある人 (Ⅳ)(Ⅴ)
社会の一員としての理性と常識を備え、広い視野を持ち適切かつ公正な判断ができる人 (Ⅵ)(Ⅶ)
協調性とコミュニケーション能力のある人 (Ⅲ)
他者の立場になって物事を考え行動できる人 (Ⅶ)
国際的視野を持って医学を志す人 (Ⅵ)
↓が獨協医科大学の教員のメッセージ動画です。
国家試験の合格状況(総数)
2018年 | 83.6% |
---|---|
2017年 | 78.6% |
2016年 | 88.5% |
2015年 | 85.9% |
国家試験の合格状況(新卒)
2018年 | 83.6% |
---|---|
2017年 | 82.9% |
2016年 | 91.3% |
2015年 | 88.4% |
それでは次のページから対策の解説です。
獨協医科大学の問題構成

満点 | 200点 |
---|---|
大問数 | 5題 |
試験時間 | 70分 |
解答方法 | マークシート |
大問数 | 大問1は(1)(2)で大問2〜大問5の中の問題数は変動 |
問題の特徴

解き方を覚えていないと解けない問題が割と出るので黄色チャート
解き方が決まっている問題は医学部ではない学科でよく出る問題(パターン問題)が出ている印象です。
こういうのは私立医学部ではほとんどないので珍しいです。
大問2が確率で大問3がベクトルに固定されています。
大問5は数学Ⅲの定積分が多い印象です。
関数方程式、弧長を求める、回転体の体積を求めるなどです。
↓に図を載せます。



問題の感じですが埼玉医科大学が割と似ている感じがします。
埼玉医科大学の対策の記事を以前投稿していますので良かったらご覧下さい。

試験時間が70分ですが大問が5つあるので試験時間内に全部解くのは恐らく無理です。
今のままの難易度が続けば問題集だと黄色チャート
2019年の問題の難易度の分析

大問1
(1)指数関数、対数関数が出ていますが難易度は簡単です。
(2)複素数平面が出題されていますが難易度は標準的です。
大問2
確率漸化式が出題されています。
色んな大学で出題されていますが黄色チャートにも類題があります。
↓です。



解き方を知っていれば難しくないです。
大問3
ベクトルが出題されていますが難易度は標準的です。
2つの直線上の点の距離が最小になる時を考える問題の類題がチョイス
↓です。


大問4
数学Ⅲの微分と極限を混ぜた問題が出題されています。
難易度は標準的です。
「微分可能→連続」を使う問題が出題されていますが入試ではほとんど使わない印象です。
黄色チャートに類題があります。
↓です。


大問5
共通接線がある時の問題と面接、 回転体の体積を求める問題と孤の長さを求める問題が出題されています。
難易度は簡単です。
総評価
解きやすい問題が多かったはずです。
計算量が多すぎるので計算力を付けないといけないですが計算力を付ける演習については演習用の問題集の説明を以前していますのでそれをご覧下さい。
次は2020年の問題の予想です!