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私立医学部に何浪しても絶対に受からない人がいる
私立医学部ですが近年異常に人気があります。
以前は親が医師なので子供も意思になるという流れだったのですが今は親が会社の社長だったり裕福な家庭の子供も医学部に行こうとします。
医学部じゃない学部は受験勉強開始の能力が低くても勉強を頑張れば能力を上げて大学に入ることはできますが医学部は能力的に受かる人が決まっています。
受からない人は特徴がある
大学受験の業界で働き始めて10年位経ちますが4月から授業が始まって6月には受かる可能性があるか受からないか分かります。
受からない人は何浪しても私立医学部には一生受からないから受験自体してはいけないしその人はそもそも私立医学部は向いてないので別の道を考えないといけません。
どういう人達が医学部受験に向いていないかを過去に受け持ってた私の生徒の例で説明します。
この記事を見ている人で当てはまっていたら私立医学部はキッパリ諦めましょう。
受験勉強の時間が人生的に無駄になります。
過去の生徒で◯◯で大学に入った人もいますが能力的に絶対に卒業できません。
それでは説明を開始しますが個人情報なので誰かが特定できる説明はしません。
5浪以上していた生徒
このタイプの私の生徒はみんな共通している特徴があります。
私も浪人したので浪人が辛いのは分かりますが4浪目辺りから予備校に授業を受けに来たり来なかったりします。
そして家にずーっと引きこもりになったりちょっと勉強してまた引きこもりになります。
ヘラヘラしていたりいきなり怒り出したりと精神不安定になっていました。
同じ間違いを何度しても危機感がない
同じ間違いを何度もしても浪人が続いているせいか同じ間違いをすることに対する危機感がまったくありません。
「危機感がない」のは大学に入りたいという意思がないです。
これを生徒に言うと生徒は「危機感はあります」と怒りますが私の経験上大学に入ろうという意思を感じません。
同じことがいつまで経ってもできない
春に説明をして夏、秋、冬になってもずーっとできないです。
学習能力がないのか危機感がないのか分からないですが同じことを何度も間違えます。
私が「前に説明しましたよね?」と言っても生徒は「えっ?」という顔をします。
同じことを何度も間違うと普通は不安な顔をするのですがこのタイプの生徒は真顔です。
解き方を覚える時ですが私は2タイプに分かれると思っています。
- 理解すれば覚えられる(賢い人に多い)
- 理解しても覚えようと努力をしないと覚えることができない(私も含め多くの人)
しかし同じ間違いをずっとする人は2タイプのどっちにも属さず覚えること自体ができません。
つまり勉強の能力自体が低過ぎるんです。
書く字が汚すぎる
字が汚なすぎて何を書いているのか読めないから何度も注意するけど一切変わらなく受験前になっても同じです。
これは意思があれば変えることができるはずですがなぜか変えません。
私立医学部の入試は字が汚いと採点自体されない可能性があると言っても同じです。
計算能力が低すぎる
計算能力に関してですが私の経験上小さい頃から計算ドリルを親からさせられていた生徒は計算力が高いです。
そういうのをまったくしていない生徒で計算能力が高い場合はいいのですが低い場合は私立医学部は受かってません。
能力が低いからだと思いますが計算問題をいっぱいさせても計算力が上がりません。
私が医学部受験の仕事を始めた時辺りは「計算をいっぱいさせればその内計算能力は上がる」と思って計算をいっぱいさせていました。
ですが生徒の計算能力は変わらなかったので今は特に言いません。
私立医学部は2点とかで正規合格、補欠合格が分かれて計算力がない人が合格点を取れるとは思えません。
学習意欲が低い
「以前他の所で習ったことがあります」と授業内容に興味がない感じの目をしている時があります。
「それが成績が伸びない原因の1つなのに」と思って生徒に言っても生徒は相変わらず同じです。
親から無理に医学部に行かされようとして受験勉強に興味がないのだと思います。
こういう生徒は6浪した辺りで親が妥協して他の学部に行かせます。
親が馬鹿だから悪いのですが生徒がかわいそうです。
こういう場合の親は「うちの子供は能力があるはずです」みたいに言う場合が多く「子供に勉強を押し付けて何も分かってないんだな〜」と思います。
「何浪しても受かりませんよ」と私は思います。
こういう状態なので成績は受験を始めた辺りからずーっと変わっていないけど「次の年こそは」と思って勉強する人がいますが予備校の金銭的養分になって同じことの繰返しで受かりません。
こういう生徒で過去に◯◯で大学に入った人もいますが大学の先輩たちから「あいつは卒業できない」と言われているらしいです。
まだまだ例は続きます。