勉強方法

数学Ⅲの積分漸化式の問題はこの記事を読めば独学で勉強するのが簡単

 

数学Ⅲの積分漸化式の問題はこの記事を読めば独学で勉強するのが簡単

数学Ⅲの積分漸化式の問題を独学で勉強できるようにするための記事

 

数学Ⅲで苦しむ受験生
数学Ⅲで苦しむ受験生
数学Ⅲの積分漸化式の問題が解けない。
解き方を覚えないといけないのかな?
それとも理解しないといけないのかな?
誰か教えてくれないかな?

といった悩みに当サイト(数がく部)の管理人でありある医学部受験予備校の看板講師講師のuheiがお答えします。

 

積分漸化式は解き方を覚えよう

数学Ⅲの積分漸化式は簡単ですが数学Ⅲ特有の解き方を覚えないといけなくそれに時間がかかるというデメリットはありますが。

ですが現役生の時の私はそんなことを知らなく理解するものと思っていました。

代々木ゼミナールで授業を受けていましたが何でもかんでも理屈の先生で今思えばそれは間違っています。

4種類(\(cos^nx,sin^nx,tan^nx,log^nx\))ありますが解き方を覚えれば即点数につながりますので解き方を覚えましょう。

覚えれば点数に繋がるのは数学では普通ありえないです。

この記事で解き方を全部説明してどういう使い方をするかも一緒に説明しますが全部のタイプを覚えないと意味がないです。

使い方も一緒に覚えればいいですが基本の問題のタイプがワンパターンなので簡単に頭に入ると思います。

この記事を読むことで分かる内容

積分漸化式の解き方と使い方

 

対象となる学力層

定積分の計算が早くなくてもいいからできる人で積分漸化式の解き方が身についていない人

 

定積分ができないと解くことができないので部分積分ができない人は積分のやり方について以前記事を投稿していますのでご覧ください。

定積分のスピードを上げる
高校数学Ⅲの定積分の計算の内容は参考書や教科書での独学が難しい単元 数学Ⅲの定積分はスピードが命だけど参考書での独学では学ぶことができない といった悩みに当サイト(数がく部)...

それでは説明します。

 

まずは4種類の積分漸化式の解き方です。

数学Ⅲの積分漸化式の問題はこの記事を読めば独学で勉強するのが簡単

\(sin^nx、cos^nx、tan^nx、(logx)^n\)とありますが\(sin^nx、cos^nx、tan^nx\)が覚えるのが大変と思います。

 

\(sin^nx\)のタイプ(解き方を覚えるのが大変)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} sin^nx dx(n ≧ 0)\)が成り立つ時\(I_n\)と\(I_{n-2}(n ≧ 2)\)の関係式を求めよ。

\(sin^nx\)と\(cos^nx\)の時はやり方が同じで1乗を出します

\(sin^nx\)の部分だけ式変形すると\(sin^nx=sin^{n-1}x・sinx\)になります。

そして部分積分をします。(最初に\(sin^{n-1}xかsinx\)を積分ですが\(sinx\)を積分です)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} sin^x dx\)

\(=\int_0^\frac{π}{2} sin^{n-1}x・sinx dx\)

\(=\left[sin^{n-1}x(-cosx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)

\(-\int_ 0^ \frac {π}{2} (-cosx)・(n-1)sin^{n-2}x・cosx dx\)

(\(sinx\)を積分しています)

\(=\left[sin^{n-1}x(-cosx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)

\(+\int_ 0^ \frac {π}{2} cos^2x・(n-1)sin^{n-2}x dx\)

\((cosx・cosx=cos^2xを使いました)\)

ここで\(\left[sin^{n-1}x(-cosx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)は積分区間を代入すると0になります。

よって

\(I_n=\int_ 0^ \frac {π}{2} cos^2x・(n-1)sin^{n-2}x dx \)

\(=\int_ 0^ \frac {π}{2} (1-sin^2x)・(n-1)sin^{n-2}x dx\)

(\(sin^2x+cos^2x=1\)より\(cos^2=1-sin^2x\)を使っています)

\(=(n-1)\int_ 0^ \frac {π}{2} (sin^{n-2}x-sin^nx) dx・・・① \)

ここで\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} sin^nx dx\)

より\(I_{n-2}=\int_0^\frac{π}{2} sin^{n-2}x dx\)

よって①\(=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)となります。

1番最初の式\(I_n \)を式変形して\(I_n=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)になったので

\(I_n=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)

\(nI_n=(n-1)I_{n-2} \)

\(I_n=\frac{n-1}{n}I_{n-2} \)となります。

 

\(cos^nx\)のタイプ(解き方を覚えるのが大変)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} cos^nx dx(n ≧ 0)\)が成り立つ時\(I_n\)と\(I_{n-2}(n ≧ 2)\)の関係式を求めよ。

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} sin^nx dx\)の時とほとんど同じでまず1乗を出します

\(cos^nx\)の部分だけ式変形をして\(cos^nx=cos^{n-1}x・cosx\)

そして部分積分をします。(最初に\(cos^{n-1}xかcosx\)を積分ですが\(cosx\)を積分です)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} cos^x dx\)

\(=\int_0^\frac{π}{2} cos^{n-1}x・cosx dx\)

\(=\left[cos^{n-1}x(sinx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)

\(-\int_ 0^ \frac {π}{2} (sinx)・(n-1)cos^{n-2}x・(-sinx) dx\)

(\(cosx\)を積分しています)

\(=\left[cos^{n-1}x(sinx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)

\(+\int_ 0^ \frac {π}{2} sin^2x・(n-1)cos^{n-2}x dx\)

\((sinx・sinx=sin^2xを使いました)\)

ここで\(\left[cos^{n-1}x(sinx)\right]^ \frac{π}{2}_ 0\)は積分区間を代入すると0になります。

よって

\(I_n=\int_ 0^ \frac {π}{2} sin^2x・(n-1)cos^{n-2}x dx \)

\(=\int_ 0^ \frac {π}{2} (1-cos^2x)・(n-1)cos^{n-2}x dx\)

(\(sin^2x+cos^2x=1\)より\(sin^2x=1-cos^2x\)を使っています)

\(=(n-1)\int_ 0^ \frac {π}{2} (cos^{n-2}x-cos^nx) dx・・・① \)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{2} cos^nx dx\)より

\(I_{n-2}=\int_0^\frac{π}{2} cos^{n-2}x dx\)

よって①\(=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)となります。

1番最初の式\(I_n \)を式変形して\(I_n=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)になったので

\(I_n=(n-1)(I_{n-2}-I_n) \)

\(nI_n=(n-1)I_{n-2} \)

よって\(I_n=\frac{n-1}{n}I_{n-2} \)となります。

 

\(tan^nx\)のタイプ(解き方を覚えるのが大変)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{4} tan^nx dx(n ≧ 0)\)が成り立つ時\(I_n\)と\(I_{n-2}(n ≧ 2)\)の関係式を求めよ。

\(tan^nx\)は2乗を出します。

\(I_n=\int_0^\frac{π}{4} tan^nx dx\)

\(I_n=\int_0^\frac{π}{4} tan^{n-2}x・tan^2x dx\)

\(ここで tan^2x に1+tan^2x=\frac{1}{cos^2x}\)より

\(tan^2x=\frac{1}{cos^2x}-1\)を使います。

すると\(I_n=\int_0^\frac{π}{4} tan^{n-2}x・(\frac{1}{cos^2x}-1) dx\)

\(=\int_0^\frac{π}{4}( tan^{n-2}x・\frac{1}{cos^2x}-tan^{n-2}x dx)\)・・・①になります。

\(\int_0^\frac{π}{4} tan^{n-2}x・\frac{1}{cos^2x}dx\)の積分は\(\int f(g(x))g'(x)dx\)の積分です。

よって\(\int_0^\frac{π}{4}( tan^{n-2}x・\frac{1}{cos^2x}dx)\)

\(=\left[\frac{1}{n-1}tan^{n-1}x\right]^ \frac{π}{4}_ 0=0\)となります。

よって①\(=\int_0^\frac{π}{4}-tan^{n-2}x dx=I_{n-2}\)となります。

 

\((logx)^n\)のタイプ(解き方を覚えるのが恐らく楽)

\(I_n=\int_1^2( logx)^n dx(n ≧ 0)\)が成り立つ時\(I_n\)と\(I_{n-1}(n ≧ 1)\)の関係式を求めよ。

\(I_n=\int_1^2 log^nx dx\)は解き方が1番簡単です。

\(I_n=\int_1^2 1・log^nx dx\)として部分積分です。(最初に\(1かlogx\)を積分ですが

\(1\)を積分です)

すると\(I_n=\int_1^2 1・log^nx dx\)

\(=\left[x(logx)^n\right]^ 2_1-\int_1^2 xn(logx)^{n-1} ・\frac{1}{x}dx\)

\(=2(log2)^n-n\int_1^2 (logx)^{n-1}dx\)

\(=2(log2)^n-nI_{n-1}\)

これで解き方が全部終わりましたが手を動かして問題を解いて覚えましょう。

見ただけでは頭に入りませんよ私は見て覚えようとしてダメで書いて覚えようとしました。

、私は解き方を覚えるのが苦手だったので覚えるまで全部のタイプを毎日何回か書いて覚えていました。

時間は毎日10分くらいしか使っていないので負担はほとんどなかったです。

積分漸化式は解き方を覚えれば即点数に繋がると最初に説明しましたが数学Ⅲは得点源になるので勉強して方がいいということについて以前記事を書きましたので良かったらご覧ください。

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それと手を動かした解き方を覚えないといけないと説明しましたが勉強する時は手を動かさないといけないことについて以前記事を書いているのでよかったらご覧ください。

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次は積分漸化式の使い方です。

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