私立医学部受験

私立医学部受験は初期能力で受かる可能性がないとは限らない

2022年10月01日

今回解説するのは過去の生徒ですがある地域で成績が一番上の高校卒業でした。

でも本当にその高校卒業とは思えない程数学の成績が悪い生徒でした。

よくあるパターンの高校入学の段階の偏差値は高いけど大した授業をされなくて生徒の成績が上がらないです。

そんな高校卒業だけど私立医学部に合格した話です。

それでは説明します。

 

 

塾で何を習ったの?と聞きたい位受験の知識がない

生徒から聞いた話によると高校は教科書しか扱わなかったので塾に行ったのですが「塾で何を習ったの?」と思う位受験的な知識を知りませんでした。

授業のやり方を聞いたらただひたすら問題を解くだけで質問するなの雰囲気を塾が出していたそうです。

酷い塾で生徒が可哀想ですよね、話を聞いた時「何でこんな塾があるんだろう?塾の意味が全くない」と思いました。

私は数学担当でしたが生徒は数学的な能力はそんなにありませんでした、、

だから「これはやることが多くて大変だ」と思い教えないといけない内容がいーっぱいあって授業でひたすら受験的な知識の解説をしました。

 

 

授業を取るお金がないから無料で演習の授業をする

生徒はやることがエゲツない予備校に入ってしまって事務が生徒をほったらかしにしていました。

予備校から授業をいいだけ取らされて本来受けて欲しい授業数を受けることができなくなりました。

4月の時点で「このままでは受験に絶対に失敗する」と思っていて授業がない時は自習室でずーっと黙々と勉強している姿を見ていました。

そんな姿を見たら絶対に受からせたいと思ったので「予備校的に嫌なのはわかるけど勝手に演習の授業をしよう」と思いました。

「まぁ予備校はお金さえ入れば生徒に無関心だから何をやっているかを教えなければ大丈夫だろう」と思ったのもあります。

 

 

夏期講習になって生徒の出来具合に変化を感じる

夏期講習になって授業中に生徒の問題に対する出来具合が良くなってきた感じを何度も感じたので生徒に「最近できるようになった感じがしますか?」と聞いたら「そんな感じがします」と言われました。

全然受験には通用しないですが「伸びを感じるのが早いな〜」と思いました。

まだまだ知らないことはいっぱいあるけどこの感じが続けば受験に間に合うかもしれないという感じです。

 

 

過去問演習でバチッとハマる私立医学部が見つかる

11月までは授業回数が少ないので進度が遅れていて冬季講習前になって私立医学部の対策ができるようになった状態でした。

時期的に過去問演習しかできないのでやりました。

そしたらある大学だけ考える問題が割とあるのにバチッと解けます。

しかも生徒が行きたいと思っている大学です。

生徒に「もしかしたら受かるかもしれないですよ」と言ったのですが生徒も嬉しかったみたいでやる気になっていました。

大学の相性ってあると思うのですが1つの大学だけバチッと問題が解けます。

過去問演習の時のこの感じの生徒は今まで何人か見ています。

不思議なのですが全員1つの大学の問題だけ解けて補欠合格でギリギリで受かっています。

「多分だけど受かるな」と思いその生徒の演習は冬期講習になるまで継続しました。

 

 

やっぱり合格

予想通り補欠合格になって繰り上がりました。

その生徒は受験的な才能は正直そんなになかったと思います。

でも予備校の他の生徒と雑談をせずずーっと1人で勉強していました。

正直私立医学部はあまりに能力がない生徒は一生受かりません。

でもずーっと1人で黙々と勉強している生徒の場合はなぜか受かる場合があります。

だから成績があがらなくて不安だったとしても諦めずに勉強すれば補欠で繰り上がって合格になるかもしれません。