私立医学部受験
2022年度の川崎医科大学(医学部)の数学はこの記事を見て対策すれば大丈夫!
「川崎医科大学医学部の対策はどうしよう?ネットで調べても表面的なことしか書かれてないけどどう対策をすればいいんだろう?」という方の疑問に当サイト(数がく部)の管理人いさじがお答えします。
医学部受験予備校に行ってなかったら表向きの情報しかネットにはないので対策のしようがないですよね、、
行ってても情報を教えてくれない先生もいますが。
情報は少しでも多い方がいいので川崎医科大学の私なりの対策方法の説明をします!
この記事を見ることで医学部受験予備校に行かなくてよく他のサイトで埼玉医科大学の対策を調べなくてもいいように私なりに細かく内容を書きます。
2017年以前は傾向が全く違うので2018年、2019年の問題を見て対策方法を説明しています。
前期の試験について書いています。
川崎医科大学の基本入試情報
試験科目と試験会場
- 数学(1次):数I・数A・数II・数B(備考参照)・数III(100)
- 理科(1次):「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(150)
- 英語(1次):コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100)
- 2次:面接、小論文
- 試験会場(1次):本学
- 試験会場(2次):本学
試験日程(一般)
- 出願期間:2020年12月1日(火)~2021年1月13日(水)必着
- 試験日(1次):2021年1月24日(日)
- 試験日(2次):2021年2月1日(月)・2月2日(火)・2月3日(水)のうち、本学が指定する日
- 合格発表:2021年2月6日(土)12:00
- 出願方法:郵送、ネット
- 定員:50人
- 受験料:60000円
学費
- 初年度に必要な費用:12,215,000円
- 6年間に必要な費用:47,365,000円
国家試験の合格状況(総数)
- 2019年:87.6%
- 2018年: 86.9%
- 2017年:88.9%
- 2016年:91.1%
- 2015年:84.1%
国家試験の合格状況(新卒)
- 2019年:88.6%
- 2018年:89%
- 2017年:92.5%
- 2016年:94.2%
- 2015年:88.4%
川崎医科大学の問題構成
- 満点:100点
- 大問数:3題
- 試験時間:80分
- 解答方法:マークシート
- 大問に対する問題数:変動
問題の特徴
2017年まで数学が異常に難しく5割解ければ合格点になる印象でした。
恐らく元々記述の問題を無理矢理答えを部分的に埋める問題にしているので解答方法を問題に合わせないといけないから難易度が高かったのだと思います。
2018年から難易度がかなり落ちて無難な問題が出題されるようになりました。
2018年は数学Ⅲが出題されませんでした。
問題が難し過ぎて評判が悪かったか現役生を増やして国家試験の合格率を上げたいのだと思います。
問題の難易度は落ちましたが計算量が多いので計算の練習をしないといけません。
問題集に関しての説明は以前記事にしています。
それと難易度が落ちるということは受験者の多くが高得点になるのでミスの失点が許されなくなります。
2019年の問題の難易度の分析
大問1
ベクトルが出題されています。
簡単なので全部解いた方がいいです。
大問2
確率漸化式が出題されています。
FOCUS GOLDにも類題があります。
解き方を知っていれば簡単です。
やる事は単純ですが計算量が多いです。
黄色チャートにも類題があります。
大問3
媒介変数と数学Ⅲの積分が出題されています。
やる事は単純ですが計算量が多いです。
総評価
解きやすい問題ばかりですが早く解かないといけないので計算力が必要です。
ある予備校の目標点が70%になっていますがもう少し解かないと受からない気がします。
必要な得点率
一般入試、地域枠入試を合わせて合格最低点が60%位です。
2017年以前は数学以外が簡単だったのですが合格最低点が70%を超えていたので数学以外の科目の難易度が変わっているかもしれません。
2019年と同じ位の難易度なら数学は75%位取れれば大丈夫だと思います。
浪人に寛容か?
多浪が嫌いな大学です。
推薦入試は多浪でも受けることはできますが大学関係者の子供の救済措置だと思います。
2018年の入学者128人中の合格者の現役生と浪人生の人数は↓です。
- 現役生: 25人
- 1浪:28人
- 2浪:37人
- 3浪以上:38人
3浪以上が多い印象ですが多浪の人は相当高得点のはずです。
4浪以上はテストで満点近い点を取って面接をバッチリできないと落ちます、38人中10人もいない気がします。
どの順番に問題を解くかと時間配分
塾や予備校に行ってない高校生や集団授業を受けている浪人生は問題を解く時に最初から解いてないでしょうか?
もししてたらよくないやり方です。
理由は入試の問題でよく知られている解き方だけど試験時間的に解かない方がよかったりやたら複雑な問題は捨てないと試験時間内に合格点を取れなくなるからです。
最初から捨てる問題の時もあります。
最初から解いていきなり捨てる問題だったら解くのが大変だったり解けなくて凄く焦るはずです。
その状態で問題を解けても解けなくてももやもやした状態で次の問題を解いて冷静な状態で解けるでしょうか?
恐らく無理でしょう、、
だから問題を解くときは↓としましょう。
自分にとって解きやすいかもと思う問題から解くといいです。
そうすると気持ちが落ち着いて問題を解くことができて試験時間が終わり合格点を取ることができることができるかもしれません。
例えば大問2で(1)〜(4)まであったら(4)はひとまず解かず別の大問の(1)を解きましょう。
理由は(1)の方が(4)より簡単で得点率を上げるためです。
私が最初に解かない方がいいと思う分野は整数問題、図形問題、確率、場合の数、データの分析などの思いつかないと解けない分野です。
理由は試験の開始直後は緊張しているので思いつかないかもしれないからです。
ちなみに見直しの時間はないです。
大学の過去問を使って問題の解き方の練習をしないといけない
捨てる問題を見極める練習や解答の書き方の練習は過去問を使ってすれば実戦形式なので効果的です。
捨てる問題を見極めるのはどの大学でも有効です。
以下の大学の過去問を使って練習するのをお勧めします。
問題が変に難しすぎる大学は省きます。
川崎医科大学はマークシートなので記述が出題される大学は含んでいません。
難易度が2018年、2019年と同じと仮定した時のお薦めの大学名を載せています、対策の記事のリンクもありますのでよかったらご覧ください。
です。
過去問を解く時は必ず時間を測って記述の問題を解く時は計算用紙に計算して解答用紙に簡潔に解答を書くようにしましょう。