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2020年度の久留米大学医学部の推薦入試を解説
合格できればいいけど。
2020年度の久留米大学医学部の推薦入試も終わりました。
去年辺りから推薦、一般入試共に少しずつ変わってきている気がします。
2019年度と2020年度の違いについて説明します。
2021年度以降久留米大学医学部の推薦入試を受ける人に見てほしいです。
それでは説明します。
推薦入試だからといって受かりやすい訳ではない
推薦入試ですが医学部でなければ受かりやすいです。
しかし私立医学部は大学によっては受かりやすいとは言えない所もあります。
久留米大学がそうです。
私の過去の生徒で久留米大学医学部の推薦入試に受かっている生徒はわざわざ推薦入試を受けなくても一般入試で受かるのに推薦入試で大学に入りたい生徒や国立医学部にも受かるかもという生徒です。
本当に入りたいのなら高校一年から勉強した方がいい
だから受験層の学力が高いので推薦入試だから簡単に受かると思うのは間違いで高校一年から真剣に勉強しないといけません。
だから久留米大学医学部に入りたかったら高校一年から勉強を頑張らないと現役生で大学に入れないと思った方がいいです。
高校の先生で私立医学部の問題について詳しい人がそういない気がする
推薦入試対策ですが学校の先生で私立医学部を知っている人はあまりいない印象です。
理由は↓です。
ある現役生が高校の先生に久留米大学医学部の推薦入試の英語の難易度を聞いたら「センターレベルです」と言ったらしいです。
英語は難しいのでこの先生は私立医学部の入試を何も知らないです。
だから学校はあてにせず基本的に医学部受験専門の塾や予備校に行った方がいいです。
話を戻して2018年と2019年の違いについて説明します。
2018年
大問1
黄色チャートレベルの問題で簡単です。
大問2
黄色チャートレベルの問題で簡単です。
大問3
(2)の難易度が標準的で(1)の問題の発展系です。
3x+4y=kなど置いて問題文の2行目の不等式と共有点を持つ条件を考えて問題を解かないといけません。
大問4
気がつかないといけないですが合同式を使って解くと早く解けます。
難易度は標準的です。
大問5
難易度は簡単です。
(3)は黄色チャートにも載っていますが私の過去の生徒から思うのですが解き方をなかなか覚える事ができないみたいです。
こういう風に考えると解き方を覚えやすくなるというのですが覚える事ができないみたいです。
2017年の問題は絶対に解ける必要がない問題が入っていたのですが2018年はそういう問題が入ってなく解きやすい問題でした。
次は2019年です。
2019年
大問1
黄色チャートに類題が載っています。
難易度は簡単です。
大問2
黄色チャートに類題が載っています。
難易度は簡単です。
大問3
黄色チャートに類題が載っています。
難易度は簡単です。
大問4
黄色チャートに類題が載っています。
難易度は簡単です。
大問5
黄色チャートに類題が載っています。
難易度は簡単です。
2019年は簡単になりました。
現役生と浪人生の点差がつかなかったはずです。
2018年と2019年の問題の違い
2018年はまだ浪人を取る気がある感じがしますが2019年は現役生が欲しいんだなという感じがします。
問題形式に関して2018年まで記述だったのがマークに変更になりました。
数学は恐らく9割取らないといけなく現役でも点数を取る事ができるので現役と浪人の点数差が付きません。
となると面接で何をされるか分からなく国家試験の合格率は現役生が高いので国家試験の合格率を上げるために現役生を取る可能性が高く浪人生が不利になります。
浪人をすればするほど不利になるかも
1浪はまだいいですが2浪以上は危ない気がします。
一般入試に関しても久留米大学の入試担当者が今年から問題を解きやすくすると言っているので大学は現役生を欲しいのかもしれません。
もしそうなるなら久留米大学は多浪に寛容な大学だけに残念です。
2018年の福岡大学の推薦入試、一般入試の数学の問題が難しすぎたので現役生は敬遠する人が増えて久留米大学の倍率が上がるかもしれません。
今年の私の浪人生の生徒で福岡大学を受けるのをやめた人も出ています。
大学が現役生を欲しがるのは全国的に広がってきている感じがします。
川崎医科大学が2017年から数学の問題を簡単にしたのがいい例です。
これからはますます浪人が不利になっていく気がするのでなるべく現役か浪人しても2浪で合格して欲しいと思います。
説明を終わります。