私立医学部受験

現役生向けの私立医学部に向けた受験勉強の仕方と年間スケジュール

2021年10月19日

「4月になったから私立医学部の受験の勉強をしよう。でもどの参考書をどう使って勉強すればいいんだろう?」といった悩みに当サイト(数がく部)の管理人uheiがお答えします。

大学受験の勉強を年間通してする時にどんな参考書を使ってどう勉強していくのかって分からないですよね。

先生の中でそういうのを説明する人はごく少数です。

なんとなく勉強しても頭がいい人は問題ないです。

それで受かる人を今まで見ています。

しかし学力がそんなに高くない人がなんとなく勉強をすると失敗する可能性が大きく上がります。

私が受験生の時は勉強のやり方が分からずなんとなくしていて必要がないことまでしていたと思います。

今は学力が高くないけどこれから成績を上げて志望大学に入ろうと思う受験生のみなさんがこういう手順で勉強をしていけばいいというのを説明します。

現役生向けの説明です。

この記事を読む前に私立医学部を受けるなら絶対にやらないといけないことについて記事を投稿していますので読んで欲しいです。

これをしなかったら失敗する可能性が大幅に上がります。

計算をしないといけないことについて解説している記事はここから

この記事の一番最後に重要なことを説明しますのでよかったらご覧ください。

それでは次のページから説明します。

偏差値が50を切っている人と50代の人でやり方が変わってきますので分けて説明します。

偏差値50を切っている人

私立医学部を受ける場合4月の段階で偏差値50を切っていると合格率が20%あるか分かりません。

予備校の合格実績を見るとどこもいっぱい受かっているように見えますがほとんど詐欺に近いです。

「延べ人数、合格実績が嘘、模試だけ受けた人を合格に含めている」などで多く見えるだけです。

実際に受かるのは10人いて2人いるか分からない位です。

受験に失敗すると医学部受験予備校で浪人して予備校のお客様になりお金(授業料)をいっぱい取られることになります。

私の受持っている生徒では合格率が10%を切っています。

だからそうならないように必死に勉強しましょう。

「うちはお金があるから浪人しても大丈夫」とか思っては駄目です。

浪人はすればする程私立医学部は不利になります。

だからクラスの人とダラダラ勉強をしたり学校の帰りや塾の帰りに遊びに行くとかありえないです。

携帯は必要じゃない限り見ない方がいいです。

私立医学部はほんとーに受かりにくいです。

では時期ごとの勉強の仕方を説明します。

4月〜7月

偏差値50を切っているということは基本問題で解けない物がいっぱいあって全分野で抜けている知識がいっぱいあるはずです。

だから知識を埋めないといけないので教科書の例題で解けない問題をなくします。

数学ⅠAⅡBに関してはとにかく解きまくって解き方を覚えます。

その際分からない所が出るはずなので学校の先生や友達に質問して解決しましょう。

「後で聞けばいいや」と思ってほったらかしにしてはいけません。

どんどんたまって勉強するのが嫌になります。

そうなるとあなたに浪人が近づきます。

数学Ⅲに関してですが学校の授業の進度に合わせて勉強を進めていかないといけないですが多くの高校で教科書の最後まで終わらないのを毎年見ています。

進学校でもです、3年から数学Ⅲが始まる所が特に怪しいです。

だから学校の先生に教科書が最後まで終わるのが何月になるのかを確認しましょう。

終わるか分からない」と思える返事を言われたら終わらないと思った方がいいです。

また「終わるのが10月」とか言われても駄目です。

受験には間に合わなくなる可能性があります。

自分で勉強できるならいいですが数学Ⅲを最初から勉強するのを独学でするのは現段階で偏差値50を切っていると無理です。

数学Ⅲの教科書で必要な内容がどれかの判断が自分では分からないからです。 

私が受験生の時は不可能で塾に行きました。

私は何を勉強すればいいか分からないから全教科授業を取りました。

数学Ⅲだけ個別授業でちゃんとした授業をしてくれる塾を探しましょう。

医学部受験専門の所でなくても大丈夫です。

塾の探し方の基準は以前の投稿で説明していますのでそれをご覧下さい。

塾の選び方について解説している記事はここから

教科書が終わったら黄色チャートFocus Goldしましょう。

黄色チャートの方が難易度的にお勧めですが強制はしません。

いきなり全部解くのではなくこうします。

黄色チャートの場合はこうです。

例題の右側にコンパスがついていますのでコンパス1だけを解く→コンパス2だけを解く→コンパス3だけを解くとやっていきます。

難易度ごとに解いたほうが難易度のブレがなくて続けることができるかもしれないからです。

問題を見て解き方が頭に浮かぶ状態になったらその問題は解かなくていいです。

FOCUS GOLDの場合はこうです。

例題の右側に星がついていますので星1だけを解く→星2だけを解く→星3だけを解くとやっていきます。

黄色チャートよりもFOCUS GOLDは少し難しいので星3で分からない所があったら学校の先生か友達に質問しましょう。

それで訳が分からなかったらひとまずおいておきあとで見ましょう。

現段階では理解できないけど期間を置いて見ると分かることがあります。

それで分からなかったら捨てていいです。

黄色チャートのコンパス3までとFOCUS GOLDの星3までですが覚えないと解けない問題がいっぱいなので頑張って解き方を覚えましょう。

教科書の例題がちゃんと解ける状態だったら恐らくコンパス3までは覚えるのに苦労をしないと思います。

これが終わる期間が7月までになっていますが多少後ろにずれ込んでも構わないです。

8月、9月

ここからが難易度が上がるので大変です。

8月は夏休みですが勉強が本当に辛い時以外は遊ぶのは絶対に止めましょう。

黄色チャート、FOCUS GOLDで解き方を覚えないといけない問題はありますが考えて解く(思考力が必要な)問題が出てきます。

焦らず確実に問題を解けるようにしましょう。

黄色チャート、FOCUS GOLDの使い方は4〜7月の時と同じです。

黄色チャートの場合はこうです。

コンパス4だけを解く→コンパス5だけを解く→各分野の最後にあるEXERCISEを解く

FOCUS GOLDの場合はこうです。

星4だけを解く→黄色チャートのEXERCISEだけを解く

星5は難しすぎるので解かなくていいです。

黄色チャート、FOCUS GOLD共にそんなに問題量がないはずなので早く終わったら今まで解いた問題で解けなくなってるものがないか見つけて解けるようにしましょう。

8月が終わる段階で数学Ⅲを塾などで勉強して一通り終わっている状態じゃないと確実に受験に失敗しますので塾でどんどん先に進めてもらいましょう。

10月、11月

(河合塾から出版されている)問題集のチョイス(河合塾シリーズ)を使います。

ⅠA、Ⅱ、B、Ⅲとありますが欠点がありⅠAはデータの分析が入っていません

旧過程の内容のままで内容の更新がされていません。

Ⅱは使う価値がない位に難易度が低いです。

だから4〜8月で黄色チャートを使った人はⅠA、ⅡはFOCUS GOLDを使ってBとⅢはチョイスがお勧めです。

チョイスはA問題とB問題がありますがA問題は問題文を見て解き方が頭に浮かぶなら飛ばしていいです。

B問題が難しいので頑張りましょう。

これが解けるようになると受験に対応できるようになっているはずなので志望大学の過去問演習に入れます。

FOCUS GOLDを使った人は大学への数学1対1対応で演習すればいいです。

難しい問題もありますがFOCUS GOLDを耐えれた人なら大丈夫です。

基本的な部分で分からない所が出てきたら4〜8月までで使った参考書(黄色チャートかFOCUS GOLD)で必ず確認しましょう。

演習用の問題集は何を使うかについて以前記事を書いてますのでよかったらそれもご覧下さい。

どの問題集を使うかについて解説している記事はここから

12月〜共通テストがあるまで

自分の志望大学に対しての問題の解き方や問題傾向を学ばないといけません。

これは自分でするのは絶対に不可能です。

だから医学部受験の塾や予備校に行かないといけません。

塾や予備校の選び方について以前記事を投稿していますので良かったらそれをご覧下さい。

塾や予備校の選び方について解説している記事はここから

過去問を解いていて基本で忘れている部分が絶対に出てくるのでそのたびに4〜8月までで使った参考書(黄色チャートかFOCUS GOLD)で必ず確認しましょう。

11月辺りから模試での偏差値がずっと50ちょっとで受かるか不安になり諦めそうになる人がいますが諦めてはいけません。

それで受かっている生徒が過去に何人もいます。 

最後まで諦めずに勉強しましょう。

補欠合格になって4月になる前に繰り上げ合格の生徒も過去にいます。

この記事の最後に重要なことを書いていますのでそれも併せて見てください。

偏差値50を越えている人

偏差値50を切っている人よりは負担は減りますが受かりやすいとか一切ないので気を抜かずに勉強しましょう。

模試ではいつも予備校で1位で成績的に落ちるはずがないのに1度も一次に受からない人を今までに見たことがあります。

4〜6月

チャートかFocus Goldを使います。

4月の段階で偏差値50を超えているなら黄色チャートのコンパス3、FOCUS GOLDの星3までは楽にできるかと思います。

黄色チャートの場合はこうです。

例題番号の右にコンパスがありますがコンパス1と2の問題で問題文に目を通して解答が頭に浮かんだら解かなくていいです。

それが終わったらコンパス3を解きます。

完璧に解けるようにしましょう。

FOCUS GOLDの場合はこうです。

例題番号の右に星がありますが星1と2の問題文に目を通して解答が頭に浮かんだら解かなくていいです。

それが終わったら星3を解きます。

完璧に解けるようにしましょう。

7、8月

演習もかねて問題をどんどん解いていきます。

黄色チャートの場合はこうです。

コンパス4、5を解きます。

入り混ざっていて大丈夫です。

コンパス1、2、3の時は難易度順に勉強した方がやりやすいと思い難易度順に解くのを説明しています。

そしてEXERCISEを解きます。

FOCUS GOLDの場合はこうです。

星4を解きます。

この段階で偏差値60を超えていたら星5も解いて難関大学も目指せるようにしましょう。

難易度が高いですが解けた方が合格の可能性が上がります。

9月

大学への数学 1対1対応か理系数学の良問プラチカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bと理系数学の良問プラチカ 数学Ⅲを解きます。

本をいっぱい買わないといけないのですが大学への数学1対1対応の方が演習量が多くなるのでお勧めです。 

受験生がどれだけ演習しないといけないかについて以前記事にしていますので良かったらご覧ください。

難関大学向けで難しいので解くのが無理だったらFOCUS GOLDの各分野の章末問題を解くのと今まで解いた例題の解き直しでもいいと思います。

プラチカは数学Ⅲがきついかもしれません。

それと学校から渡された(授業で使った)プリントがあったらそれでもいいと思います。

ただプリントの問題が簡単過ぎたら一切使わなくていいです。

10月〜共通テストまで

9月に解いている問題集がまだ終わってないはずですがあわせて志望大学の過去問も解きましょう。

過去問を使って志望大学の問題の解き方と傾向をつかむのですが自分でやるのは不可能なので必ず医学部受験の塾や予備校に行きましょう。

先生の選び方は以前記事を投稿していますのでそれをご覧下さい。

予備校のことをリアルに書いています。

塾や予備校の選び方について解説している記事はここから

偏差値50を切っている人向けの説明でもを強調していますが医学部受験の塾や予備校は1 回の授業料が2万円を越えています。

異常に高すぎですがこのお金を払えなかったら私立医大には入れないです。

大学は6年で3000万とかかかるからです。

最後に伝えたいこと

現役生は3年で「部活があって宿題ができませんでした」、「文化祭の準備で勉強していませんでした」と勉強していないことがよくあります。

1、2年生ならまだしも3年でそれを言う人で現役で受かる人は私の生徒では見たことがありません

それと医学部に受かりたかったら3年で部活をするのはやめるべきです。

私の生徒で部活をして受かる人は1%あるか分かりません。

それほど私立医学部は難しいです。

親が医師だと子供に受験のことを言うのですがそれでもこの傾向が強いです。

私の生徒で模試での偏差値がずっと50ちょっとで受かった人がいるのを「偏差値が50切った人用の説明」で書いていますがその人は浪人生で予備校で携帯を見ている姿が一度もないです。

その生徒と携帯の話になった時に生徒が「私は今年は携帯を見ないと決めています」と言ってました 。

別の生徒で他の予備校が自分に合わなくて8月から移ってきたのですが「今年は必要なこと以外は誰とも話す気がないです」と言ってました

こういう人が医学部は受かる傾向にあります。

大学受験の勉強をしていると色々とやりたいことを我慢しないといけなくなります。

我慢することによって人間関係が微妙になったり人間関係が悪くなるなど失う物が出てきます。

私はバイトしながらの受験でバイトの人からさんざん遊びに誘われたのを全部断りバイトの人全員から無視されました。

受験に失敗すると医学部受験予備校で浪人になりますが1年で最低500万はかかり浪人すればするほど親に迷惑がかかることになるのでなるべく現役で大学に入りましょう。

通う塾や予備校ですが私が以前働いていた塾や予備校でここでは絶対に志望大学に受かることができない所があったのですがそこについて以前記事を投稿していますのでよかったらご覧ください。

倒産寸前の予備校について解説している記事はここから