私立医学部受験
2022年度の東北医科薬科大学医学部の数学の対策を過去問でするならこの記事
「東北医科薬科大学医学部の対策はどうしよう?ネットで調べても表面的なことしか書かれてなくてどう対策をすればいいんだろう?」といった疑問に当サイト(数がく部)の管理人いさじがお答えします。
医学部受験予備校に行ってなかったら表向きの情報しかネットにはないので情報がない自分では対策のしようがないですよね。
行ってても自分から聞かないと情報を教えてくれない先生もいて私が教える事もあります。
情報は少しでも多い方がいいので東北医科薬科大学の私なりの対策方法の説明をします。
この記事を見ることで医学部受験予備校に行かなくてよく他のサイトで東北医科薬科大学の対策を調べなくてもいいように私なりに細かく内容を書きます。
2016年〜2019年の問題を見て対策方法を説明しています。
東北医科薬科大学の基本入試情報
試験科目と試験会場
- 数学(1次):「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」
- 理科(1次):「物理基礎・物理 (原子を除く)」、「化学基礎・化学 (高分子化合物の性質と利用を除く)」、
「生物基礎・生物 (生態と環境、生物の進化と系統を除く)」 から2科目選択 - 英語(1次):「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英語Ⅱ」、「コミュニケーション英語Ⅲ」、「英語表現Ⅰ」、「英語表現Ⅱ」
- 2次:面接、小論文
- 試験会場(1次):仙台試験場:東北医科薬科大学(小松島キャンパス)、東京試験場:ベルサール渋谷ガーデン、東京試験場:TOCビル、大阪試験場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)、札幌試験場:ACU-A(アスティ45)
※東京試験場は大学側で指定し、受験票にて通知 - 試験会場(2次):東北医科薬科大学(小松島キャンパス)
試験日程(一般)
- 出願期間:令和2年12月8日(火)~令和3年 1月10日(日)必着
- 試験日(1次): 令和3年1月23日(土)
- 試験日(2次):1月29日㈮または30日㈯(大学入学共通テスト本試験第2日程を受験する者が希望した場合に限り、一般入試前期の特例面接試験を 2月1日(月)におこないます。)
- 合格発表:令和3年2月12日(金)
- 定員:100人
- 受験料:60000円
学費
- 初年度に必要な費用:6,593,200円
- 6年間に必要な費用:34,212,000円
国家試験の合格状況(総数)
- データなし
東北医科薬科大学の問題構成
- 満点:100点
- 大問数:3題
- 試験時間:70分
- 解答方法:マークシート
- 大問の中の問題数:変動
問題の特徴
2016年から医学部の入試が始まっいて情報が少ないので2016年〜2019年の難易度を簡単に説明します。
2016年 大問1:簡単 大問2:簡単 大問3:簡単
2017年 大問1:標準的 大問2:簡単 大問3:標準的
大問3が通過領域の問題でした。
黄色チャートに類題がありますが↓みたいな問題です。
2018年 大問1:簡単 大問2:標準的 大問3:簡単
大問2は空間の回転体です。
FOCUS GOLDに類題がありますが↓です。
東北医科薬科大を本命にしている人には恐らく解けない(時間的に解けない)問題かもしれません。
2016〜2019年の問題を見る限り入試を知っている人が難易度を抑えて問題を作っている感じがします。
難易度は帝京大学より難しく埼玉医科大学より少し易しい感じがします。
帝京大学と埼玉医科大学の問題形式に関しては以前説明の記事を投稿しています。
2019年の問題の難易度の分析
大問1
ベクトルが出題されていますが簡単です。
大問2
場合の数が出題されています。
簡単ですが(4)は飛ばしても大丈夫だと思います。
大問3
二次曲線が出題されていますが簡単です。
(2)は楕円の部分的な面積の求め方で円にして面積を求めて楕円に戻すやり方です。
大学への数学に類題があって↓です!
総評価
簡単なので高得点を取らないといけないはずです。
計算が多いので計算力を付けないといけないですが。
演習については演習用の問題集の説明を以前しています。
数学は80%位できれば大丈夫だと思います。
必要な得点率
得点が非公開ですが恐らく高いです。
浪人に寛容か?
医学部ができてまだ4年なので情報がほとんどないですが5浪で受かる人がいるみたいです。
東日本大震災で医師不足が問題になってできた大学なので現役生と地元の人を取りたい印象なので浪人に寛容にしない気がします。
金沢医科大学が地元の人を欲しがっているので浪人でも地元の人なら取ると思います。
金沢医科大学の対策の記事は以前投稿しています。
どの順番に問題を解くかと時間配分
塾や予備校に行ってない高校生や集団授業を受けている浪人生は問題を解く時に最初から解いてないでしょうか?
もししてたらよくないやり方です。
理由は私立医学部の場合は入試の問題でよく知られている解き方だけど試験時間的に解かない方がよかったりやたら複雑な問題は捨てないと試験時間内に合格点を取れなくなるからです。
最初から捨てる問題の時もあります。
最初から解いていきなり捨てる問題だったら解くのが大変だったり解けなくて凄く焦るはずです、、
その状態で問題を解けても解けなくてももやもやした状態で次の問題を解いて冷静な状態で解けるでしょうか?
恐らく無理でしょう、、
だから問題を解くときは↓としましょう。
自分にとって解きやすいかもと思う問題から解くといいです。
そうすると気持ちが落ち着いて問題を解くことができて試験時間が終わり合格点を取ることができることができるかもしれません。
私が最初に解かない方がいいと思う分野は整数問題、図形問題、確率、場合の数、データの分析などの思いつかないと解けない分野です。
理由は試験の開始直後は緊張しているので思いつかないかもしれないからです。
大問の最後の問は一旦解かずに次の大問に移りましょう。
大問の最後の問より次の大問の(1)が簡単だからです。
時間配分は考えず試験時間全部を使って問題を解けるだけ解くので問題ないです。
ちなみに見直しの時間はないです。
大学の過去問を使って問題の解き方の練習をしないといけない
捨てる問題を見極める練習や計算用紙の使い方の練習は過去問を使ってすれば実戦形式なので効果的です。
捨てる問題を見極める練習は必ずしましょう。
本来捨てないといけないのに無理して解こうとして試験時間が足りなくなる可能性があります。
以下の大学の過去問を使って練習するのをお勧めします。
問題が変に難しすぎる大学は省きます。
東北医科薬科大学はマークシートなので記述の大学を含みません、対策の記事のリンクもありますのでよかったらご覧ください。
です。
過去問を解く時は必ず解答時間内に解き計算用紙に計算をしましょう。
練習している時に合格最低点の%を取れなくても本番では自分に合った問題が出題されて合格最低点を超える人もいますので諦めずに勉強しましょう。