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高校数学の基礎力固めの参考書は黄色チャートだけでいい
「うちの高校は中高一貫だからレベルが低い参考書(黄色チャート)は必要ないです」
「うちの高校は進学校なので黄色チャート
「黄色チャート
こういう声を聞きますので当サイト(数がく部)の管理人でありある医学部受験予備校の看板講師講師のuheiがお答えします。
黄色チャートは大学受験の勉強をするベースの参考書としては最強です。
ひいきをしている訳ではないですが恐らくこれを越える参考書は今後現れないでしょう。
Twitterでもこんなツイートがありました。
高校生の中で、青チャートを使っていて難しいと感じる人るすぐに黄色に変えよう。
時折、この高校に青チャートは合ってないんじゃないかなと思う時があります。黄色チャートでもがんがん国公立合格してますからね!— LINKs | 偏差値30から南山/愛知/中京/名城に合格! (@LINKs25865217) August 18, 2020
基礎力固めで他の参考書を使っている人にこの記事を読んで黄色チャート
黄色チャートを持っている人にもこの記事を読んでより使いこなせるようにして欲しいです。
あ”っ、黄色チャートのことは知ってるからという人も知らない情報があるかもしれないからこの記事を読んで欲しいです。
ということで黄色チャート
- 黄色チャート
は最強の参考書 - 黄色チャート
の使い方
- 黄色チャートの良さを知らない人
- 黄色チャートの使い方を知らない人
それでは説明します。
黄色チャートの基本情報
店頭販売の定価
ⅠA | 1,760円+税 |
---|---|
ⅡB | 2,040円+税 |
Ⅲ | 本体 1,760円+税 |
ページ数
ⅠA | 480ページ〔別冊解答編:352ページ〕 |
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ⅡB | 624ページ〔別冊解答編:504ページ〕 |
Ⅲ | 424ページ〔別冊解答編:400ページ〕 |
販売元
数研出版←リンクになっています。
難易度
日常学習~中堅私立大入試/国公立大2次入試
数研出版のおすすめの使い方
教科書の内容に重点をおいて学習したい人
基本例題の標準的なタイプの問題(難易度数1,2)を解く。
→解けなかったら,基本事項や教科書に戻って確認。
→例題が理解できたら,例題下のPRACTICE(例題の反復問題)に取り組む。
教科書レベルの内容には自信がある人
基本例題の中でやや発展的なタイプの問題(難易度数3)に挑戦。わからなかったら,関連する例題番号を参考にして,基本事項や難易度数1,2の基本例題の内容を確認し,再挑戦。
入試対策に取りかかりたい人
重要例題や補充例題を中心に取り組む。わからなかったら,関連する例題に戻って再確認。
また,例題の学習が終わったら,EXERCISESに取り組んで力を更に伸ばそう。
関連商品
改訂版 チャート式 解法と演習 数学III 完成ノートパック
黄色チャートは超有能な参考書です

「受験にどれだけ対応できるか?」ですが基本的+ある程度の発展的な内容は黄色チャート1冊で全てカバーできます。
私は医学部受験予備校で働いていますが授業でこれを使うしそれで生徒は受かっています。
もちろん医学部じゃない学部にも対応しています。
これ程問題の網羅力がある問題集はそうないです、とにかく基礎知識が詰まっています。
基礎力固めは黄色チャートでと予備校(映像)の授業を受けるのはどっちがいい?
ある医学部受験予備校のテキストで黄色チャートを丸々コピーしている物もある程だったり予備校の授業に使われる位なので予備校も受験に適した教材とみなしています。
黄色チャートで勉強するか予備校の授業や映像授業を受けるのがどっちがいいかですが学力によります。
偏差値が60を超えていたら予備校で授業を受けた方がいいです、理由はすぐあとで説明しています。
偏差値が50辺りなら無理して予備校の授業を受けるのではなく黄色チャートで勉強をした方がずーっといいです。
理由は集団授業や映像授業は偏差値を50位の人を伸ばす授業ができる人が凄く少なく発展的な内容を扱う人が多いからです。

黄色チャートはいらない問題と必要だけど入ってない問題がある
ただ黄色チャート
それと発展内容や受験するにあたって解いておかないといけない問題は入ってなく学校の先生か塾や予備校の先生に聞かないといけないです。(これは青チャートも同じです)
でも基礎硬めと多少の発展をやるなら受験問題に対しての網羅性が凄いので知識を付ける参考書としては恐らく最強です。
黄色チャートのみで偏差値70まで上げるのは絶対に無理
↑で説明しましたが必要な問題が全て入っているわけではないのと問題量がめっちゃあるわけではないので演習する参考書には向いていません。
だから黄色チャートだけで偏差値を70まで上げるのは無理だと思います。
のちほど説明していますがFOCUS GOLDを併せて使うなら偏差値を70まで持っていけるかもしれません。
青チャートは黄色チャートに比べて微妙かな、、
黄色チャート
「受験的に無駄かな?」と思う問題も黄色チャート
黄色チャート
黄色チャート
基本ができている人でも青チャート
黄色チャート
話がそれますがFocus Gold
コンパスに当たるのが星になりますが星3が黄色チャート

話を戻して大手の大学受験の予備校や大学受験の進学塾ですがそこのオリジナルテキストを使いますが「何これ?」っていう問題が入っている時があります。
最初からチャートの類題を使ってそれに情報を加えた授業をすればいいのにと思います。
黄色チャートの不満な点
黄色チャート
解説は「このやり方でいいのかな?」、「こうした方が早く解けるのになぜそうしないんだろう」と思う時があります。
生徒は「問題集の解説は絶対に正しい」と思うので疑わないから危険です。
先生側も生徒に言ったほうがいいと思うのですが。
解答は「その解答だと減点になるけど」、「その解答は間違っているんじゃ?」と思うことがあります。
それでも問題の豊富さは参考書の中で1位なのでお勧めです。
有名講師が作った参考書は黄色チャートに勝てるか?
本屋の問題集のコーナーを見ると有名な先生が作った問題集が目立つ所にあります。
書店的に有名な人の参考書だと受験生は「あっ、あの先生が本を出している!じゃあ買おう」と思うからだと思いますが。
教える側からすれば「どこがいいんだろう?」と思う時があります。(良い参考書の場合もあります)
凄く有名な人が作った参考書だから良い参考書である保証はないです。
内容的に薄い印象です。
そういう人が網羅性が高い問題集を出せば凄いですが見たことがないのでやっぱり黄色チャート
だから受験的な知識を増やしたいなら黄色チャート
こんな感じの黄色チャート
ただ例題を解けばいい訳ではないので黄色チャート
この記事を読んでいる人で「偏差値が低いけど成績を上げたいな〜」と思っている人ほど必見です。